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架空の世界の司法制度を使ってマンガを描いているとはいえ、現実にあるものを参考にしているわけでして…。
手元にあるものを3冊紹介。 『米国の警察』 上野治男 著 良書普及会 残念ながらAmazonにはなかったです。 以前に「米国の警察機構(州警察やら保安官やら…)についての文献はないか」との質問が某所に上がっていた時に、タイトルのみ紹介しました。当時はこの本持ってなかったんですよね。下に挙げている『現代アメリカ犯罪学事典』の中に、参考文献として出ていたので、「この本、ヒントになりませんか?」というような出し方しかできませんでした。 後に購入。米国の警察機構(法執行機構)の歴史と組織が詳しく解説されています。 『英国警察制度概説』 今野耿介 著 原書房 ISBN4-562-03245-6 こちらは英国の警察機構。歴史と組織の関係などの全体が見渡せます。こちらもリファレンスとして購入。英国といっても、イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドで刑事手続きが微妙に異なります。この国を舞台にする場合は注意が必要かと…。まあ、米国も州によって微妙に違いますが。 『現代アメリカ犯罪学事典』 藤本哲也 編 勁草書房 ISBN4-326-40142-7 刑事司法の基本的な概念、裁判と量刑、被害者救済など、犯罪とその後に関連する事項を概説。先にこちらを押さえてから、ノンフィクションのケーススタディ系を読むとわかりやすい。 この3冊、あちらの社会の推理物や犯罪物を読む時に、背景知識として持っておくと便利だったり。 それはそうと、勁草書房さん、結構面白い本出してます。 私が持ってるのは 『美しさをめぐる進化論 ―容貌の社会生物学―』 蔵 琢也 著 容貌関連の考察といえば、Nature Vol. 368, No.6468, 17 March, 1994 のpp239-242の記事が手元にあります。 認知心理学。 平均から外れた顔と異性の魅力。 美人を認知するとき、目と目の間隔や唇の厚さ、鼻と口の距離などの平均値(文字通り、統計的平均値)が顕れた顔を選んでいるのではない……そうです。 異性の美しさの認知は、文化的境界を越えた普遍的なものなんだそう。 その後どうなったのかな、この手の研究……。 Natureは面白いです。時々、笑える(けど真面目な)記事が載ってます。 何でこの記事をスクラップしてるかって、そりゃ私にとってインパクトがあったからです(笑)。
by spicymilktea
| 2005-06-02 16:03
| ◆読書その他インプット
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週末、休日をゆっくりとすごすつもりでいたカイルは、エリスとレミィを伴って買い物に出掛けた。ところがその帰りに…。美人顔の司法医兼賞金稼ぎ(♂)が主役のシリーズ漫画第2話『クレイヴェン氏の平和な一日』サイトにて連載中。
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